株式会社スパイスワークス(東京都千代田区)は2026年10月22日、PHPの重大脆弱性「PHP2Shell」の公表を受け、WordPressの「静的・動的環境分離(静的化)」に関する提案と支援体制を強化し、サイト診断から設計・構築・運用までの一貫支援について相談受付を始めました。背景には、WordPressが世界のWebサイトの約39.6%を占める状況があります。

「PHP2Shell」はCVE-2026-109618、CVE-2026-109619として整理され、認証なしでのリमोートコード実行(RCE)につながるおそれがあるとされています。PHP開発チームは2026年10月21日に修正版としてPHP 8.5.12、8.4.27、8.3.36、8.2.35を公開しており、WordPress本体やプラグインの更新だけでは解消せず、サーバー側のPHP環境への修正適用が必要になる点が重要です。

同社は、公開環境からPHP実行やデータベースを排除し、WordPress(CMS)を動かす環境と公開環境を分離する構成を提案します。検索やフォームなどの動的機能は代替策が必要になるため、Google Programmable Search EngineやFuse.js、Google FormsやHubSpotなど外部サービス連携も選択肢として示しました。

同社は今後、相談受付を継続しつつ、静的化後もCMS側の修正版適用や運用時のアクセス制限、静的ファイルの生成・転送経路の保護などが必要だとしています。

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