神戸大学医学部附属病院(神戸市)と早駒運輸、ラスイートは7月13日、産学連携推進に関する協定を結び、院内配送ロボット(川崎重工製「FORRO」)に「みなと神戸」をモチーフにしたオリジナルラッピングを施した。ロボットは早駒運輸の「boh boh」ブランドにちなみ「boh boh kun」と命名し、院内での運用を始める。

狙いは、検体や薬剤などの院内物流をロボットで支え、医療現場の業務負担を軽くしつつ、患者や医療従事者のウェルビーイング(身体的・精神的・社会的に満たされた状態)を後押しする点にある。協定は3者で締結し、医療と地域をつなぐ取り組みとして位置づける。

背景には少子高齢化や働き手不足があり、医療提供に加えて働きやすさや退院後の社会復帰を支える地域環境づくりが重要だという認識を共有した。早駒運輸は1885年創業で、所在地は神戸市中央区波止場町5番4号。

今後は共同研究や人材育成を進め、神戸ウォーターフロントや観光船、温泉、ホテル、公園なども活用した健康増進プログラムの検討と効果検証を行い、地域活性化につながる社会実装を広げる方針だ。

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