セイコーエプソンは2026年10月16日、Quollio Technologiesの「Quollio Data Intelligence Cloud(QDIC)」を採用し、グループ統合データ基盤に集約されたデータを人とAIの双方が正しく理解できる「データの意味基盤」の構築に取り組んでいると明らかにしました。QDICは2025年7月の社内企画承認から約3カ月後の同年10月に本格稼働しています。
エプソンは2018年にグループ統合DBの推進を開始し、2019年には「活用すべき全データを一箇所に集約」を掲げたグローバル規模の業務変革プロジェクトを始動しました。一方、データを集約しただけでは全社活用が進まず、データの意味の不一致や属人化、ビジネスメタデータ(業務上の定義情報)の整備負荷、テクニカルメタデータ(システム上の情報)の収集・管理負荷が課題になっていたといいます。
そこで同社は、生成AIやAIエージェントの利用拡大を見据え、人とAIが共有できるメタデータ管理の仕組みが必要だと判断しました。複数製品を操作性・機能性・運用性・価格で比較した結果、直感的な操作性、AI活用を見据えたコンセプトの一致、特定プラットフォームに依存しない点、開発対応とサポートの迅速さを理由にQDICを選定したとしています。
今後は在庫領域で成功事例を作ったうえで、CRM、調達、固定費分析など他領域への展開を検討します。まずは「正解を確認できる領域」からビジネスメタデータを拡充し、品質を担保しながらエプソングループ全体のデータ活用基盤の整備を進める方針です。
【商品情報】
採用製品: Quollio Data Intelligence Cloud(QDIC)
会社URL: https://quollio.com
採用URL: https://careers.quollio.com



