NHKと国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が共同開発した8K・4K対応のスーパーハイビジョンカメラを搭載する火星衛星探査機「MMX」が、2026年10月20日12時27分に種子島宇宙センターからH3ロケット10号機で打上げられ、火星へ向かう軌道に投入されました。打上げは成功しました。

MMXは、火星の衛星「フォボス」の表面物質を採取して地球へ持ち帰る「サンプルリターン」に挑む計画です。サンプルリターンは現地の物質を回収して持ち帰り、地上で詳しく分析できる点が特徴で、衛星の起源解明につながるとされています。

今回のカメラはミッションの様子を超高精細映像で記録し、視聴者に届けることを目的に搭載されます。JAXAによると、往路の撮影は2026年度〜2027年度に予定し、宇宙空間からの星空などで最初の8K/4K画像を得る計画です。

さらに火星圏到着後の2027年度〜2030年度に、火星やフォボス、ダイモスの観測にあわせて詳細な撮影を行う予定で、2030年度の火星圏離脱、2031年度の地球接近やサンプルカプセル放出の記録も見込まれます。

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