ブランド総合研究所が公表した「地域ブランド調査2026」で、関東7都県の都道府県魅力度順位が前年から入れ替わった。東京都は4位(前年差+3.8点)に上がり、神奈川県は5位に後退した。調査は全国の消費者31,666人の有効回答を基に、2026年6月23日〜7月17日に実施された。
東京都は「自然が豊か」の評価が3.5%で10年連続最下位と低い一方、都市緑地面積は1,243ヘクタールで全国3位とされ、イメージと実態の差が示唆される。神奈川県は居住意欲度が全国1位(2年連続)で、横浜市も14年連続1位となった。観光面では年間観光客数が2億人を超えた一方、魅力度は一段後退した。
千葉県は19位で関東3位を維持し、「魅力的な温泉やレジャー施設・公園などがある」は30.9%で全国1位だったが、2021年の40.4%からは低下傾向だ。下位では埼玉県が44位(前年最下位から上昇)で「教育・子育ての県」イメージが全国1位、群馬県は45位へ6つ下げ、茨城県は46位で据え置き(点数は前年差+0.9点)となった。栃木県は39位が4年連続で、日光市は市町村別で10位に入った。
今後は、観光情報サイト接触度が45位にとどまった茨城県など、情報発信量と回遊の設計が順位に影響し得る。レジャー評価の低下が見える千葉県や、順位変動が大きい下位グループでは、強みの再定義と指標(観光意欲度・居住意欲度など)に直結する施策の検証が焦点になりそうだ。
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