シード・プランニング(東京都文京区)は2026年10月6日、全国の自治体などによるAI関連の調達839件を収集・分析し、調達実態を整理した調査結果を公表しました。公示書や仕様書、評価基準、質問回答、落札結果など計6,978件(約1.03億字)を構造化して横断分析しています。
市場セグメント別の案件数は、公共インフラAIが103件で最多となり、地域公共交通AIが98件、教育AIが92件、DX人材育成・研修が86件と続きました。生成AIやチャットボットに限らず、交通、農業、介護・福祉・医療などへ用途が広がる一方、入札関連情報が分散し全体像を把握しづらい点が課題だとしています。
調達方式では企画競争が366件(43.6%)で最も多く、一般競争入札が292件(34.8%)、希望制指名競争入札が90件(10.7%)でした。公示日を確認できた827件では、1~6月の公示が64.8%を占め、月別では2月が130件で最多でした(四半期別はQ4=1~3月が32.5%、Q1=4~6月が32.3%)。
今後は、分野ごとに調達方式の比率など特性が異なるため、参入企業は対象分野に合わせた提案設計が必要になりそうです。また公示が上半期に偏る傾向を踏まえ、情報収集や提案準備を早期に進める動きが重要になります。
【関連リンク】
調査の詳細URL: https://www.seedplanning.co.jp/news/6786



