株式会社KandaQuantum(東京都千代田区)は2026年10月18日、AIエージェントの群れ(スウォーム)を計画から実行、統合まで一貫して指揮するオーケストレーター「Fuga」の正式版「Fuga 5000」を開発者向けに正式リリースしました。1台のMacから1日あたり最大5,000体を指揮できるとしており、10月16日の実測ではMacBook Pro(M4 Max、メモリ128GB)1台で5,441体が稼働し、349タスクに自律配分、1タスク平均は約15.6体でした。
Fuga 5000は、開発者がすでに契約している各社の公式エージェントCLIを、定額プランのまま連携して使う設計です。対応ベンダーとしてClaude Code、Codex、Gemini、Grok、Kimiを挙げ、公開ベンチマーク結果735件を取り込んだ「ベンチマーク台帳」とベンダー配分設定に基づき、タスクごとにモデルと体数を自動決定します。計画はガントチャートで可視化し、統合・報告・検査・取り込みまで進行管理します。
安全面では危険な操作の検知による一時停止に対応し、要件定義書や成果報告書の自動作成、稼働実績の集計(Agent activity)も行います。費用はFuga 5000利用料が初月150ドル(期間限定)、通常200ドルで、別途各社サブスクリプションが必要です。2026年9月の同社計測ではTerminal-Bench 2.1の全89課題を約800体で実行した際、API従量課金換算が約475ドルに対し、定額プラン1日分は約47ドル相当としています。
当面はmacOS専用で、Windows・Linuxは対応予定です。一方でサーバー処理能力に限りがあるとして、利用人数が上限に達した場合は受付を一時停止する可能性があるとしています。
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